大西忠左 急須 箱付 茶道 骨董 アンティーク 小売業者

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大西忠左 信楽焼の急須 箱付(水指と書かれています) 実家で箱に入れて保管していました。 美術品として鑑賞するのはもちろん、中には茶葉を漉す用の小さな穴も空いており実用的でもあります。※当方は使ったことはありません。 保証ありの方法で発送させていただきます。 蓋の高い部分も含めた高さ…約15センチ 取っ手も含めた横幅…約18センチ カラー···ブラウン 種類···茶道具 大西忠左 信楽焼陶芸作家。 1990年信楽町指定無形文化財技術保持者の第一号に認定される(2004年に信楽町と甲賀市が合併したことにより現在は甲賀市指定無形文化財技術保持者)。 これまで個展は地元信楽町で一度きり。公募展もほとんど参加したことがないため全国的に名前を知られた存在ではないかもしれない。しかしながら、賞とは一線を画しながらただひたすら作陶に没頭してきた大西さんのその技術力、表現力は群を抜いており、日本を代表する急須作家の一人であることは間違えない。 作家人生においてなぜ急須に最も力を注いだのか、その理由について “急須は最も難しい。急須をうまくつくる技術がないと、他のものも作れないからね” と語る。 形状、サイズ、焼成方法などその全てにわたって茶器の可能性を一途に追求。蓋はすっと本体に収まり、水切れ抜群、お茶を注ぐ道具として完璧な機能を備えているのはもちろんのこと、その芸術性の高さゆえにそこに置いておくだけで圧倒的な存在感がある。特に秀逸なのは薪窯作品の焼けのすばらしさと完成度の高さだ。 急須の焼成の仕方として、一般的には蓋は本体に被せたまま焼かれることが多いのであるが、これに対して忠左は蓋と本体それぞれの変化、変形を予測して別々に焼成する。こうすることで急須本体の蓋を受ける部分にもうつくしい景色を出すことができる。 “蓋の受けるところにも灰が流れて美しくないと銭にならないからなあ。それでいて少しの狂いもあったらあかん。失敗しないのは努力に対する神様からの報酬じゃのう” と笑って語ってくれた。 陶芸作家として60年以上活動。 信楽では知らない人がいない存在であり、その作品のほぼすべてが地元のファンに厚く支えられてきた。現在市場に流通する未使用の作品はほぼない。

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